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ochang1977の日記

現在都内でデザイン関係の仕事をしています。昨年秋まで約5年間台湾で生活していた関係で、ブログの日記も台湾で経験したことなどがメインテーマになるかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。

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台湾の中国語

 

前にも書いたが、2010年から仕事で約5年間台湾で生活していた。やはり5年もいると言葉も覚えられるもので今では日常生活はもちろんビジネスの現場でも通訳なしで十分現地の台湾人と会話できるレベルにまでなった。2010年より前にも出張で度々渡台していた関係で2010年から住み始める際には中国語のある程度の基礎はできていたように思う。それまでは独学で日本の本屋で購入した教科書で中国語を勉強していたわけだが、実際台湾に行ってみると現地の台湾人の使う中国語が教科書で習った中国語とかけ離れていたので驚いた。何が一番異なるか?それは発音である。中国語といえばもちろん中国大陸で使用される北京語(標準語)であるが、台湾で使用される中国語も基本的には同じ北京語である。(台湾では北京語の他に台湾語をよく使用するがこの話はまた別の機会に書きたいと思う。)中国大陸と台湾では使用する漢字が異なり(=中国大陸は簡略化した“簡体字”、台湾では難しく画数の多い“繁体字”)、表現が異なるものも多いが、一番の大きな違いはやはり発音である。簡単に言うと台湾人は多くが巻き舌をしない。一方中国大陸の人達、特に北京などの北方の人たちの巻き舌っぷりは物凄い。中国でも台湾に近い南方側の人たちは巻き舌をしなかったりする。日本の本屋で売っている中国語の教科書は標準語、つまり先の巻き舌仕様の中国語である。独学で学んだ中国語でいざ台湾に乗り込み現地台湾人と会話した際に全然伝わらなかったことをよく覚えている。例えば、日本語の私は○○です、英語のI am ○○は中国語で我是○○という。ローマピンインで表記するとwo3shi4(ウォーシー)○○となる。問題はこの是(Shi)の部分、本来の発音は舌を丸め舌先を上の歯茎の裏側に近づけた状態で息を吐きながら発音するのだが、慣れるまではなかなかこの発音が難しいし、慣れてもずっとこの音を出し続けると疲れてくる。特に世界で一番舌が短いと言われる日本人にとっては苦痛以外の何物でもない。だが実際台湾では殆ど誰も教科書通りに発音しない。

皆ウォーシーではなくウォースー(wo3si4)に近い音で“是”を発音する。僕の話す中国語は台湾で勉強したので完全に台湾中国語である。中国人と会話すると“あなたの中国語は台湾人がしゃべっているみたいに聞こえる”って100%の確率で言われる。もし今後台湾に遊びに行く機会がある場合などは是非この点に注目して現地人の中国語に耳を傾けてみてほしい。この点に敏感になれば日本に来ている人の中国語を聞けば、すぐに中国人か台湾人か区別できるようになる。