ochang1977の日記

現在都内でデザイン関係の仕事をしています。昨年秋まで約5年間台湾で生活していた関係で、ブログの日記も台湾で経験したことなどがメインテーマになるかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。

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ボルダリング

最近巷で話題のボルダリングに初挑戦してきた。このボルダリング、いわゆる岩山のぼりで、壁面のいろんな場所に取り付けられたいろんな形のホールドをある決められた順番でつかみながら壁面最上部にあるゴールを目指すという競技。僕が行った場所は、壁面は思ったほどそんなに高くはなく、大体3.5メートルぐらいだったが、なにせ週末ということもあり、多くの若者達でにぎわっていた。若い頃なら、これぐらいの岩山なんてことないわい、って思っていただろうが、歳とるとそんな意気込みはいっさいなく、たぶん下手すると次の日すごい筋肉痛になるだろうな、というネガティブ思考から入ってしまう。いずれにせよ初挑戦だからまずは1時間ほどのレッスンを受けて様子見。まあ普段ものをぐっとつかんでそこから足も使いながら体重を持ち上げるなんてことやったことないので、初級レベルでもなかなか難しい。レッスンの先生いわく、上りはじめる前にどのホールドをどういう順番でつかみ、足をどのように移動させていくかというイメージトレーニング(これをオブザベーション、通称オブザベというらしい)が非常に重要とのこと。先生と一緒に頭の中でオブザベを繰り返し、いざ実践。だが、初心者はなかなか上手くいかない。この上手くいかなさは年齢のせいでもあるような気がするが…腕の筋肉は絶対必要なのだが、先生はそんな筋肉ムキムキではないし、どちらかというと体つきも細くてスラリとしている。そんな一見筋力なさそうに見える先生が模擬演技ですらすらと壁面最上部まで上っていく。まあもちろん先生だから上り慣れているだろうし、やはり筋力も大事だろうが、どのホールドをどういう順番でつかみ、同時に体重移動をいかに効率的にするかという感覚に長けているのだと思う。さあいざ自分の番になり最初に握るべきホールドを握り足もセット、この時点でお尻が地面についている状態、さあここから腕の筋力だけで全体重を持ち上げて両手のどちらかを次のホールドへと移動させないといけないのだが…個人的にはこの最初のステップが実は一番難しいように感じた。先生いわく腕はずっと伸ばした状態だと力がかかりすぎて疲労度も増す、よって腕はできるだけ折りたたむというか曲げた状態をキープすべきだと。だが、この一番初めのお尻を地面についた状態から次のステップに行く際には必然的に腕を伸ばさざるを得ない。うーむ、やはりこの最初のステップは体重に関係している。自分の体重を腕二本だけでコントロールできるだけの筋力が備わっているかどうかが問題なのだ。僕の場合二度失敗後三度目の正直でようやく次のステップへ移行できた。が、その際におそらく普段使わない筋肉を過分に使ってしまったのだろう。翌日から三日間はじめの予想通り筋肉痛さんと共に生活することに…今回のボルダリング初体験は現状の筋力不足を知るうえで良い勉強になった、というポジティブ思考をもって今後もし再度チャレンジすることがあればまず筋力トレーニングに励みたいと思う。

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